毎週当たり前のように響いていた足音が鳴りやんだ、先週木曜日の夜、
来週は一体どうなるのだろうか…と、考えた。
その時は、未だ答えの見えないこの問いかけに少なからず恐怖を感じた。
電車が走らなくなること、仕事ができなくなること、楽しみにしていたことがなくなること、街から光がなくなること、、
無鉄砲に飛び交い錯綜する情報にも、身動きがとれなくなるような錯覚を覚えた。
それは、ひとりひとりが、今すべきことや本当に必要なもの、本当に大切な誰かについて、想いをめぐらし考えた時間であったと思います。
そして平静を取り戻しつつある東京で、足音は通常通りの営業を再開しました!
もうひとつの扉を開いて。
普段、エレベーターを利用して地下2階のANCEまでお越しいただいていますが、余震や停電に配慮して、階段通路を解放しました。
これからも、安全安心に「皆の足音」が続けていけるよう努めて参ります。
また何か、お気づきの点がありましたら、スタッフまでお知らせください!
皆様のご協力、よろしくお願いいたします。
そして、今週も足音はいつも通りの足音でした。
生活がままならなかろうが、タップやダンスが生活の一部である人は、そりゃ踊るしかありません。
2週間ぶりにみんなの音を聞いて私はあらためて気付かされました。
生の音ってこんなに、温度を感じるんだ!色があるんだ!と
それこそ「光」なんだ。。。
タップという灯を絶やしてはならない!
電気屋が電気つけてくれないからって、光がないわけではない
光はいつだって、自分たちで灯すことができる…!
みんなの力強いリズムで、すっかり私もエネルギーがみなぎってきました!
映画「巴里のアメリカ人」でジーンケリーが、子どもたちに教える
「I got(持ってる)」
そして一緒に歌い踊る
「持ってる」 「持ってる」 「持ってる」
「音楽を」
「これ以上何を望むんだい」
「悩みがあったとしても…」
I got rhythm!
そして
We got rhythm!!
それが私たちの誇れる光。
人間はそう簡単に大切なものを失わない、へこたれない、
むしろ常に創造的な生命体だと、信じています。
がんばれ、真塩
dowaccha!